2011年11月22日火曜日

国際シンポジウム『創造都市とグローバル経済』最終プログラム掲載

いよいよ明日に開催が迫りました。

シンポジウムの最終プログラムはこちらになります。
※事前登録は本日22時をもって締めきりましたが、当日参加は可能です。
その場合、受付にてお名刺をいただくかご記帳していただきます


会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。

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今・・・そしてこれからあるべき『創造都市』の姿とは?

 21世紀の産業のあり方、街 づくり、ライフスタイルのキーワードとして、私たちがこの言葉を頻繁に耳にするようになってすでに何年もが経過しました。しかしながら、日本に相応しい「創造都市」の姿や求められる機能、その定義について多面的に検証される機会は今までほとんどなく、観光分野での直接的なメリットや都市のイメージづくりについてなど、極めて狭い分野での議論に終始してきたように見受けられます。
 本シンポジウムでは視野を拡大し、今日のグローバルな経済活動の中での「創造都市」とはどうあるべきかを定義づけるため、また、3.11の震災後の日本という現状に鑑み、日本の産業競争力をより強いものにしていくために、アート、デザイン、想像力を「社会のイノベーション・エンジン」と位置づけ、様々な分野のエキスパートを招請し、日本の復興へ向けて、智慧を結集した議論を展開する予定です。

■日時 … 2011 年 11 月 23 日 [水・祝]10:00-17:30 開場 9:30
■会場 … 法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎6階薩埵(さった)ホール 他
交通アクセス
キャンパスマップ(5番の建物)
■定員 … 500 名
■参加費 … 無料
■申し込み方法 … ※事前登録締切済み。ただし、事前登録なしの当日参加OKです。その場合、お名刺をいただくか、お名前をご記帳いただきます。

■スケジュール/概要
※敬称略/五十音順 海外登壇者セッション(全体セッション)のみABC順

★10:00~ Welcome Note
・法政大学総長 増田壽男
・内閣官房 知的財産戦略推進事務局 事務局長 近藤賢二
・CCGEシンポジウム実行委員会

★10:20~ 薩埵(さった)ホール(6F)
【基調講演①】(英語/逐次翻訳表示)
・NY グッゲンハイム美術館 グローバル戦略担当副館長/アリ・ワイズマン

Ari Wiseman / Deputy Director, Solomon R. Guggenheim Foundation

現在、アブダビに巨大な文化拠点を築きつつあるグッゲンハイム美術館の活動を通じて、単なる文化交流を超えた「イスラム圏との対話」をどう実現し、文化や芸術がいかに新しい世界的枠組みの構築に貢献することが可能なのかについてお話しして頂く予定です。また、グローバル・パートナーであるサムスン、近年、共同で公募プロジェクトを行ったグーグルやBMWなど、企業との連携についても触れて頂く予定。

★11:00~ 薩埵(さった)ホール(6F)
【基調講演②】(英語/逐次翻訳表示)
・Zero1 プロジェクト エグゼクティヴ・ディレクター/ジョエル・スレイトン

Joel Slayton / Executive Director, ZERO1
IT 産業の集積地、シリコンバレーのお膝元であるサンノゼ市で、「ICT やクリーン・テクノロジーがアート&デザインと結びつくことで、次世代へ向けた社会的イノベーションを起こす」というコンセプトに基づいて活動するSlayton氏をお招きし、なぜクリエイティヴィティが産業競争力を維持する上で不可欠なのか、シリコンバレーの企業と行政、大学、アーティストやデザイナーとのパートナー シップの具体事例などに触れつつ、お話しして頂きます。また、Zero1の新たな一歩を記すインキュベーションとクリエイティヴィティのラボ、"Garage"についての重要な発表も期待されます。

★12:00~18:00 S601 / S602 /S603(6F)

【企業によるテクノロジー・ショーケース】

・アジア航測株式会社+株式会社ゼンリンデータコム
・元気株式会社+レイ・フロンティア株式会社
・Zenitum(ゼニタム), Inc.
・株式会社タナックス
・デジタルイマージュ株式会社
・株式会社テンクー(Xcoo,Inc.) ・・・ほか

【ポスターセッション】
創造都市としての香港の試み

★13:30~ 薩埵(さった)ホール(6F)
【パラレルセッション】

Ⅰ. 創造都市の産業のかたち

都市ブランディング、コンテンツ・ビジネス、知財マネージメントについて
このセッションでは、サンフランシスコからお招きした女性二人と、酒造の跡地を芸術・文化の拠点にしようという取り組みを進める深谷シネマ代表の竹石さんにプレゼンをお願いし、それに基づいてディスカッションを行います。

■プレゼンテーション
・ポリッシュ・パートナーシップス 共同経営者/ポリー・ルジャンドル(英語/逐次翻訳表示)
Polly Legendre / Polish Partnerships, Partner
※ Polishは、サステーナブルで安全な食材提供を目ざし、ブランディングを通じた生産者支援に取り組む女性二人組のカリフォルニア・ベースの企業。ソーシャル・メディアをその戦略の重要なツールとして活用しています。 ポリーさんは、パリのミシュランで星を取得している複数のレストランで9年間のシェフ経験のある、共同経営者。 8月にはJETROの招きで、震災と津波の被災地・東北の状況を視察し、現地の生産者との意見交換にも参加してきました。

・ワンヴェトナム・ネットワーク ディベロップメント・ディレクター/ウェン・グエン(英語/逐次翻訳表示)
Uyen Nguyen / Co-Founder & Business Development Director, OneVietnam Network
※OneVietnam=世界各地に散らばったヴェトナムを父祖の地とする人たちのスキル、人的ネットワーク、文化、経済的なリソースなどを、ソーシャル・メディアを活用することで資源化していくプロジェクト。フォード財団からの支援を得て設立された注目のNPO団体。 ウェン・グエンさんは共同創設者の一人で、ディベロップメント・ディレクターの、若き社会起業家です。

・深谷シネマ代表、NPO法人市民シアター・エフ理事長/竹石研二

■討議者
・金沢工業大学大学院教授 コンテンツ&テクノロジー融合研究所・所長、Avex International Holdings Limited 代表取締役社長/北谷賢司
・横浜市文化観光局創造都市推進部創造都市推進課長/神部浩
・関西ウォーカー編集長/玉置泰紀

■モデレータ
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 岩渕潤子

★13:30~ S505(5F)
【パラレルセッション】

Ⅱ. 創造都市のインフラとしてのテクノロジー

AR Commonsとの共同セッションで、観光振興、都市防災、ライフスタイルの向上など、都市空間の情報デザインにおけるAR技術 (及び、ARと相性の良い技術)の利用について

■プレゼンテーション
・ナレッジワークス(株)/亀山悦治

■討議者
・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/稲見昌彦
・(株)博報堂第一クリエイティブセンター/近藤ヒデノリ
・クウジット(株)代表取締役社長/末吉隆彦
・(株)東急エージェンシー/津田賀央
・(株)アスキー・メディアワークス/アスキー総合研究所/中西祥智

■モデレータ
金沢工業大学大学院工学研究科知的創造システム専攻准教授・弁理士 上條由紀子

★15:30~
【全体セッション】(英語/逐次翻訳表示)

創造都市コミュニティの新しいかたち
〜少子高齢化時代の大学、NPOに求められる役割とコミュニティとの関係について


■討議者
・パシフィック・ヴィジョン・パートナーズ コンサルタント/エドワード・イフシン
・金沢工業大学大学院教授 コンテンツ&テクノロジー融合研究所・所長、Avex International Holdings Limited 代表取締役社長/北谷賢司
・ポリッシュ・パートナーシップス 共同経営者/ポリー・ルジャンドル
・ワンヴェトナム・ネットワーク ディベロップメント・ディレクター/ウェン・グエン
・イェール大学政治学科助教授/斉藤淳
・『Zero1 プロジェクト』エグゼクティヴ・ディレクター/ジョエル・スレイトン
・NY グッゲンハイム美術館副館長/アリ・ワイズマン

■モデレータ
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 岩渕潤子

★17:00~
【ラップアップ】


■登壇予定者
CCGE シンポジウム ステアリング・コミッティー
・法政大学キャリアデザイン学部教授 荒川裕子
・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 岩渕潤子
・金沢工業大学大学院工学研究科知的創造システム専攻准教授・弁理士 上條由紀子

主催:法政大学キャリアデザイン学部、CCGEシンポジウム実行委員会
協力:MUSEUM CAREER DEVELOPMENT NETWORK、AR COMMONS
助成:独立行政法人国際交流基金日米センター
特別助成:アメリカ合衆国大使館
後援:知的財産戦略本部、経済産業省、文部科学省、国土交通省、法政大学キャリアデザイン学会
運営事務局:(株)アーツ・マーケティング
メディア・スポンサー: ASCII.jp /週刊アスキーPLUS
オフィシャル飲料スポンサー:サントリー食品インターナショナル株式会社

※本プロジェクトは、2011年度の国際交流基金・CGP公募プログラム「グローバル化が世界各地のコミュニティにもたらす様々な影響を克服するための多様な境界を越えた連携の促進」の文脈で、「文化・芸術を活用した創造的な地域振興・都市再生の取り組みに関する国際対話」をフォーカスしたテーマとして採択されました。

基調講演 UST 配信決定

午前中の基調講演①②に関しては、UST 配信することが決定いたしました。
下記にてリアルタイム配信されますので、遠方等で会場に来られない方は是非ご活用ください。




URL はこちら
http://www.ustream.tv/channel/ccge2012

ツイッター・ハッシュタグは #CCGE
ツイッター・アカウントは @ccge2011_12


■UST 配信されるプログラム(予定)

★10:00~ Welcome Note
・法政大学総長 増田壽男
・内閣官房 知的財産戦略推進事務局 事務局長 近藤賢二
・CCGEシンポジウム実行委員会

★10:20~
【基調講演①】
・NY グッゲンハイム美術館 グローバル戦略担当副館長/アリ・ワイズマン

Ari Wiseman / Deputy Director, Solomon R. Guggenheim Foundation
現在、アブダビに巨大な文化拠点を築きつつあるグッゲンハイム美術館の活動を通じて、単なる文化交流を超えた「イスラム圏との対話」をどう実現し、文化や芸術がいかに新しい世界的枠組みの構築に貢献することが可能なのかについてお話しして頂く予定です。また、グローバル・パートナーであるサムスン、近年、共同で公募プロジェクトを行ったグーグルやBMWなど、企業との連携についても触れて頂く予定。

★11:00~
【基調講演②】
・Zero1 プロジェクト』エグゼクティヴ・ディレクター/ジョエル・スレイトン

Joel Slayton / Executive Director, ZERO1

IT 産業の集積地、シリコンバレーのお膝元であるサンノゼ市で、「ICT やクリーン・テクノロジーがアート&デザインと結びつくことで、次世代へ向けた社会的イノベーションを起こす」というコンセプトに基づいて活動するSlayton氏をお招きし、なぜクリエイティヴィティが産業競争力を維持する上で不可欠なのか、シリコンバレーの企業と行政、大学、アーティストやデザイナーとのパートナー シップの具体事例などに触れつつ、お話しして頂きます。また、Zero1の新たな一歩を記すインキュベーションとクリエイティヴィティのラボ、"Garage"についての重要な発表も期待されます。

※英語講演には逐次翻訳が表示される予定です。

【当日参加の皆様へ】ランチに関しまして

当日参加される皆様へ

大学周辺は昼食をとれるところが限られております。
周辺のランチ、コンビニ・マップはこちらになりますので、ご活用くださいませ。


※クリックすると大きくなります。

会場となります薩埵(さった)ホールがあります外濠校舎のホワイエ、学生ラウンジは飲食OKです。
また、テクノロジー・ショーケース出展各社様のご好意により、6F ホワイエにて無料でコーヒーを提供しております。(9:30~18:00 無くなり次第終了)

<ショーケース出展社様>
・アジア航測株式会社+株式会社ゼンリンデータコム
・元気株式会社+レイ・フロンティア株式会社
・Zenitum(ゼニタム), Inc.
・株式会社タナックス
・デジタルイマージュ株式会社
・株式会社テンクー(Xcoo,Inc.)