オリジナル記事は:
http://blog.zero1.org/2011/11/04/zero1-garage-an-inside-look/
10月27日、ZERO1ガレージのキックオフ・イベントが開催されました。ZERO1ガレージは芸術的な創造性(=クリエーティビティー)の原理を、実世界(=リアルワールド)におけるイノベーションへ如何にして応用できるか画策する試みです。40人の参加者-アート・プロフェッショナル、ビジネ・スリーダー、テック・アントレプラナー、ポリシー・メーカーなどが集まり、白熱の議論を交わしました。

ZERO1 ガレージの様子
4つのラウンド・テーブルを囲み、ZERO1のエクゼクティブ・ディレクター、ジョエル・スレイトンによる、次の言葉で幕が開きました。
•皆さん、想像してみてください
•皆さんは、北米における最大、かつ最も格式の高いコンテンポラリー・アートの隔年行事、アート&テクノロジーの融合の祭典「シリコンバレー・ビエンナーレ」にいます。
•文化、企業、学術のセクターが垣根を越えて、地域レベル、国レベル、国際レベルにおいての強力なネットワークを構築し、シリコンバレーに“there there”を形成するため、様々な専門性とリソースを集結することを想像してください。
•異なった分野の多様な人々が切磋琢磨するのを思い描いてみてください-アーティスト、デザイナー、建築家、テクノロジスト、科学者、教育者、企業家が世界を変えるために協創している姿を思い描いてみてください。
•しっかりと目を閉じてください
•我々が相互補完するためのプラットフォームを想像してみてください-革新的な実験を行うための場所、コミュニティー、そしてネットワーク。
•ここは、シンクタンクであり、インキュべーターであり、リサーチラボのような場所です。
•ここは創造性(=クリエーティビティー)の原理を、実世界(=リアルワールド)におけるイノベーションへ如何にして応用できるか画策する場所です。
•目を開けてください・・・ZERO1ガレージへようこそ!
次は、ZERO1の新任のボード・チェアマンのハリー・サールと気鋭のアーティスト、スコット・スニブルがイノベーションとアートの関係性について語ります。
スコットのコメントには深い洞察が満ちています “ほとんどのアートは失敗作だ。つまりアーティストは理想的なリスクテーカーだ。彼らは実験的に自分の専門の境界線を打ち破る” つまりクリエーティビティーは結果ではなく、プロセスそのものであるということです-リスクと失敗の関係性を形作るものということです。
対話を通じて、4つのグループは以下の問いかけに答えを模索します。
•リスクをとる行為と、リスクを取る人の本質的な特徴は何か?
•アートがイノベーションを喚起するための、新しいストラテジーと新しいソリューションとは何か?
•ZERO1ガレージは、抜本的なリスクを取るための場所、ネットワーク、コミュニティーになりえるか?
多様で、かつ力強い答えが共有されました-ここで全て紹介するのは不可能ですが参加した人たちはディスカッションに没頭し、ガレージのビジョンを前進されるための準備が整ったようです。
*The ZERO1 Garage has already received support from ArtPlace http://www.artplaceamerica.org/about/ a consortium of leading foundations including Bloomberg Philanthropies, The Ford Foundation, The James Irvine Foundation, The John S. and James L. Knight Foundation, The Rockefeller Foundation, and the US government Departments of Housing and Urban Development, Health and Human Services, Agriculture, Education and Transportation, the White House Office of Management and Budget and the Domestic Policy Council and of course, the City of San Jose.
ZERO1ガレージはArtPlace(WEBサイト) http://www.artplaceamerica.org/about/よりすでに助成金を受給しています。ArtPlaceは著名な組織、基金から成り立っているコンソーシアムで、以下の組織・団体が含まれます:ブルームバーグ・フィランソロピーズ、フォード財団、ジェームス・アーバイン財団、ジョンS&ジェームス L. ナイト財団、ロックフェラー財団、アメリカ合衆国住宅都市開発省、保健社会福祉省、農務省、教育省、運輸省、ホワイトハウス行政管理予算局。そして、サンノゼ市からも支援を受けています。
訳:田所/CCGE実行委員会
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